会社方針 | 丸幸せんい株式会社

経営理念

挑戦・行動・創造

積極的な創意工夫の継続により、時代に応じた魅力ある商品・サービスを創造する。

企業価値を高める為に挑戦・行動するすべてのものと共に発展し、最高の価値ある存在を目指す。

常に新たな市場と新たな商品の創造に挑戦し続ける事で、豊かな生活文化の実現に貢献する。

社長挨拶

　丸幸せんい株式会社のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
　当社は1972年の設立以来、インテリアのレースカーテン企画製造を軸に事業を展開し、現在ではカーテン全般、スタイルカーテン、のれん、カフェカーテン、インテリア雑貨等を幅広く企画製造しております。

　当社は私の父である現会長が創業したのですが、当初、私自身は会社を継ぐ意思はありませんでした。大学を卒業後、某大手の商社に入社し、そこでの仕事に夢中になり没頭していました。入社から５年たったある日、当時の当社取締役の病気により、勤務先を退社し、福井へ戻り、そして丸幸せんい株式会社へ入社するように求められました。しかし、自分としては当時の仕事が楽しく、まだまだやり残している状況だったので大変悩みました。最終的には、福井県の繊維産業の為に何か出来ないかという思いと、親孝行の為とも考え、1995年に丸幸せんい株式会社への入社を決意しました。

　当時のインテリアのレースカーテン企画製造を中心とした仕事に就いて驚いたのが、繊維業界と一括りにされる中で様々なジャンルの繊維がある事、その垣根を越えて仕事のつながりが少ない事、インテリアカーテンの中でレースカーテンは厚地カーテンの企画や価格に大きく影響される事など、希望というよりマイナス面ばかりの印象を覚えました。また当時ダイエーが打ち出した「価格破壊」により、販売価格が一気に押し下げられたり、海外特に中国からの輸入品が徐々に増え始めたり、老舗の流通問屋が相次いで倒産し、流通の中抜き現象が起きるなど、当社にとって様々な試練が待ち受けていました。
　そんな状況の中で、自分に何ができるのかを自問自答する日々が続きましたが、その答えは経営理念にありました。

『挑戦・行動・創造』

　レースカーテンを主役にしたモノ創りに挑戦する。最終のお客さんに喜んで満足して使ってもらえる商品を提供するために行動する。そんな中で完成したのが「断熱機能を有したレースカーテン」でした。レースカーテンに断熱機能を付加したこの商品は大ヒットとなりましたが、その後、類似品が多数出回る事となります。しかし当社ではさらに他の機能を付与したり、一歩進んだ「使いやすさ」と「機能の充実」を追求し、商品開発を行っています。
　ただ、悲しいことに似たようなカーテンの機能性を謳いながらも、値段を優先するあまり、実際には表示している機能を満足していない、企業倫理に反するような商品も市場には出ています。
　弊社では信頼のある機能糸をきちんと使用し、嘘偽りのない試験データを取得した商品を製造販売していきます。したがって、前述したような商品に比べたら、ともすると価格が多少高い商品もあるかもしれません。

『正直にモノ創りに取り組む』

　これからも、社員一同、正直に一所懸命に、そして何よりも商品を実際に使っていただくお客さんに満足していただけるように、モノ創りに取り組んでいきます。